2021/05/28|昔の話を思い出すの日

うちの高校の同級生達に起こった実話だが。

以下、全員登場人物は高校の同級生です。

T野家出→S木実家に転がり込み、家事を手伝うからと2年くらい住み着いていた時期があった。

S木は了承、S木母は境遇に同情して了承。父は離婚か他界。忘れた。
そこのS木家で、のちにうちに来た犬のルゥさんが飼われていたわけですが、T野はS木家で勝手に猫を飼いだす。
S木母は看護師長さんですんごく忙しいので、あまり文句が言えなかった。

その後いろいろあり、S木は仕事でうつになり退職、実家で引きこもりになる。
T野は家事をするという約束だったので、犬の世話も含まれていたのだが、世話をしたくないので猫の缶詰(小さいやつ)を1日1回与えるだけ。
ルゥさんは外飼い犬で、大型犬なのに1年くらい散歩してなかった。

この状況を聞いたK籐がオラに打診。オラは憤慨。
ルゥさんは、6ヶ月くらいまでうちで飼われていて、その後S木家にもらわれていった犬なのだ。すごく欲しがったからS木家里子になったのに、ひどい仕打ちに怒りしかない。

家族の了承を取り付けたので、おとんの車で北広島まで行ってルゥさん強奪する計画を立てる。
K籐が話をつけておいてくれたが、S木も相当脳のおみそがやばくなってたから、突然引き渡し拒否をするかもしれなかったので人身御供でS木が大好きなT田を連れて行ったが、あっさりルゥさん引き渡しに応じてくれた。
あの時腹が立ったのは、餌受けは全く洗ってなくて、水入れは泥が沈んでた。
ここで怒ったら無駄になると思ったので、ともかく無言で顔も見なかったわ。
お散歩できてルゥさんだけが機嫌よくて、本当に不憫だった。

この時ルゥさんは11歳で、毛がボサボサで硬かった。
ガリガリであばらが浮いていた。
足も枯れ枝みたいで寒がりだった。
半分秋田犬の血が入っているから、寒がりではなかったのに。
半年くらいで抜け替わってやわらかいフカフカの毛になり、体重も10キロくらい増えて寒がりではなくなったが、室内で飼っていたのでそのあたりの心配はなかった。
そして、うちに来て16歳でこの世を去った。

本当に動物飼う免許とか作ってほしい。

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