2021/08/20|絵描きを振り返るの日

2年前くらいに絵描きに戻りまして、ヘタクソなりにあれこれ落書きしたりしながらひたすらリハビリしているわけです。
1ページ漫画くらいなら楽に描けるようになってきた。
2→4とページ数を徐々に増やして、16ページ描けるようになったら本を作ってみようと思っている。
やっぱりコマ割りは楽しい。ヘタクソだけど楽しい。
きれいな線が引けるだけでも楽しい。
楽しいは正義。

最初は、キャラの線画までをアナログ、それ以降はデジタルって考えておりました。
だけども、実際にやってみて色々思うところがあり、結局すべてアナログに戻ってしまった。

デジタル良い点
・省スペースで済む
・道具がとても少ない
・汚れない
・拡大できる
・やり直しできる
・作業が速い

デジタルもにょった点
・終わりがない
・機能が多すぎ
・俯瞰で考えにくい
・全てが「作業」になる
・目がつらい

機能が多すぎは、単に使いこなせてないだけなのでアレですが、いつまでも完成できない感じがつらい。
何度でもやり直せるのは麻薬だなと思うわ。
やり直しができるってのは、ミスを許せなくなるわけで、それを他人にも強要しそうで嫌なのよね。

俯瞰うんぬんは、どうも紙に書きだして考えるのと、デジタルで考えるのでは、なんか脳の使うところが違うんじゃないのかなと思った。
アナログだと思いつくことがデジタルだと妥協して後回しにしたりする。
思い付きの方向もなんか変わる。しかも後で思いつく。それを書き直して時間が経つ。

あと、仕事がSEなのでPCで描いたりなんだりしていると、作業って感覚が強くてとっても微妙なのだ。
つまり、楽しくないのだ。
一番好きなスクリーントーン貼って削るのも、画面上だと「こんなんでいっか」みたいな妥協の産物になってしまう。

そして最後に、目が辛い。
目を酷使する感じが強い。
拡大できるけども、それでもなんかつらい。平日だとディスプレイ見ている時間が単純に数時間延びるので、酷使ハンパない。

とまぁ、メリットよりもデメリットが多く、これは良くないよなぁと思い、結局はアナログに戻ってしまった。
趣味でやってるんだから、楽しさ優先でありたいのだ。

ちゅうわけで、昔ながらに作っていくことにしました。
コンビニコピーでなんか本作ろう。
楽しさに対して正直にいこう。

そういやあ、以前サークルにいた女性は、デジタル絵描きさんだったのだが、デジタルで絵を描いたことが無いというと、嬉々として教えようとしたな。
こっちが興味ないって言ってるのに、聞いていないかのように勝手に話を進めるんよだな。
誰かにアドバイスってのはある程度はありがたいけど、押し付けはどうにもな。
オラはテメーの優越感を満たす道具ではないんだよって思う。
イラストレーターのあきまん先生が、ツイッター上でアドバイスのレスを返すやつに対して、速攻ブロックしてたけど、あれはある意味正しいと思うわ。

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