2022/10/31|猫が旅立ったの日

昨日の夜、寝るのがとても遅かった。
具体的に言うと2時くらい。日曜の夜はいつもそうだ。
朝は猫どもにメチをやるので起きるのは5時と決まっている。
猫どもは夜はケージで寝ている。

で、5時くらい。
大体ルイ(茶トラオス)のメシコールで目を覚ますのだが、その日はチャイ(キジトラメス)の大きな鳴き声(多分メシコール)しか聞こえない。

慌てて起きると、3段ケージの2段目のところで倒れているのか寝ているのかわからない感じでルイはいた。寝ている場所がずれているので、なにかで立ち上がって、そのままフラッと左に倒れたのだろう。
苦しんだ形跡もなく、寝ているのと変わらない感じだった。

まずは、ケージの中で泣きわめくチャに朝メチのために外に出し、その後ルイの状態を改めて調べると、死後硬直が始まってきたかという状態だった。
つまり、ケージに入れて1時間~2時間後くらいに亡くなったようだ。

包むタオルを用意して、ケージから出して包む。
左側の顔半分と耳は隠さずに出しておいた。
なんとなく全部包むと苦しそうかなと思ったので。
おなかのあたりを冷やしておくと良いとかあったが、これもなんとなくやんなかった。

まだちょっと呆然としつつ、葬儀社を探す。
車で移動してきてくれるのがありがたい。
24時間電話対応してくれるところにかけると、なんか電話はとぎれとぎれで怪しさしかなかったが、お願いしてみた。

あんまりおなかは空いていないが、食べないと薬が飲めないのでちょっと食べて、二度寝することにした。仕事はテレワークだったので、時間があるのだ。

見た夢は、タオルにくるまれたルイがもそもそっと起き上がり、メシを探して鳴いていた。
ああやっぱり大丈夫だったんだ!良かった!と頭をなでに行った。
というところで目が覚めた。
こんな漫画みたいな夢、本当に見ることあるんだなとびっくりした。
その後頭なでてみたらやっぱり冷たかったので、そりゃそうだよなぁと思いつつ、ゴミ捨てとか家事をして仕事を開始した。

時たま頭をなでに行ったり体を確認したりすると、もう死後硬直で随分硬かった。
昼に電話があり14時くらいに葬儀の人がやってきて、諸手続きをしてから家の前に止めてある火葬車に連れていく。
カチカチなので妙に運びやすい。
思えばケージの中でも運びやすい位置で倒れていたし、死後硬直中なのでシモが緩んでタオルを汚すこともなく、なんていうか飼い主孝行な猫だ。
火葬する台の上に載せ、好きだったけど健康上の理由でたくさん食べれなかったシーバをたくさん置いて、泣きながらたくさん撫でて、それでお別れとした。
扉が閉められ、車はいったん移動。
2時間半ほどすると電話が来て、小さくなって戻ってきた。

チャにお兄ちゃん戻ってきたぞーと言っても、わかるまい。
ていうか、よく遺体のそばで寄り添うとかそういう話聞くけど、こいつはそういうの全くない。
骨壺は、タオルにくるんで自分のベッドの脇のあたりに置いておいた。
他に置く場所無いというか。
それで一区切りで、仕事しながらぼんやりしてた。

が。
チャイの様子がガラッと変わった。
おとなしめの猫だと思っていたのだが、ウザ絡みがすごい激しくなり、一人遊びも大っぴらに行うようになり、独り言も増えた。
夜メチの時、食べながら「にゃにゃにゃ!」みたいに言っててすごいびっくりした。そんなん初めて聞いたぞ???
食べ終わった後もひとしきり騒ぎ、撫でれ撫でれとわがまま放題。
...アレだ。
今まで遠慮してたんじゃないのか? こいつ。
こういう変化もあるもんなんだなぁ...。

飼っていた動物が亡くなっても、ずっとそのことを抱えていると成仏できないというのがうちの考え方なので、ゆっくりと頭の中でケリをつけていこうと思う。

ルイ(茶トラ オス)、享年13歳くらい。
安らかに。

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